講演情報

[P47]近赤外光による金属フタロシアニンの軸配位子脱離を利用するアクティベータブル光音響造影剤の開発

*野北 康平1、三木 康嗣1、大江 浩一1 (1. 京都大学大学院工学研究科)

キーワード:

光音響、造影剤、近赤外光、金属フタロシアニン、凝集

光音響イメージングは、生体内深部組織を高い分解能で可視化できる低侵襲的なイメージング法として近年注目されている。本研究では、近赤外光照射に応答して光音響信号が増大する両親媒性金属フタロシアニン(MPc)を開発し、光音響信号が増大する機構を明らかにした。MPc分子間での電子の授受によりMPcラジカルアニオンが発生し、続く水溶性軸配位子の脱離によりMPcの凝集が進み、光音響信号が増大することが示唆された。