セッション詳細

[PES8]実践教育セミナー8 神経診察を極める!!ー病歴と身体所見のワークショップHAPPY をやってみようー

2025年6月7日(土) 14:00 〜 16:00
第7会場
座長:早川 格(国立成育医療研究センター神経内科) ,小橋 孝介(鴨川市立国保病院)
4歳の男児がけいれんで来院しました。見た目のけいれんはとまっていますが呼びかけに反応しません。あなたがする神経診察とわたしがする神経診察は「同じ」でしょうか?「違う」としたら、どのように、そして、どうして、違うのでしょうか?
臨床の真髄はベッドサイドにあり、病歴聴取と身体診察は医療の基本です。あなたもわたしも、自分のメンターや先輩からこどもの神経診察を教わってきました。普段からあなたの周りにいる人はあなたと同じ診察をする可能性が高いでしょう。しかし、膝蓋腱反射ですら取り方は幾通りもあります。こどもの神経診察の奥の深さや幅の広さを実感し、自分なりの神経診察を極めていくためには、日本中の様々な施設で働く小児科医の神経診察を「共有」する必要があります。
一般社団法人こどものみかたが提供する「こどもの病歴聴取と身体診察を学ぶワークショップ(HAPPY)」は、全国の多様なバックグラウンドを持つ医療者が「こどもに適切な病歴聴取と身体診察を提供できるようになりたい」という意思で集まった参加型のワークショップです。”No Blame culture”を徹底し、受講生とインストラクターの両方にとって参加するたびにたのしい学びがあることを目標に、全国各地でワークショップを提供してきました。
今回、日本小児神経学会の実践教育セミナーでこどもの神経診察のワークショップを開催します。全国各地から集まった新進気鋭の脳神経小児科医ら総勢13名のファシリテーターが参加者のディスカッションをサポートします。「けいれん」、「重症児」、「発達遅滞」の3つのケースシナリオブースを回り、和気あいあいと楽しみながら、こどもの神経診察のコツ、ポイント、ピットフォールなどなど、ご自身だけの新しい学びを得ていただければと思います。米子で全国津々浦々の神経診察を「共有」できる時間をインストラクター一同楽しみにしています。
*医学生からベテランまでどなたでもご参加いただけます。参加者全員に”No Blame culture” (他人のやり方を批判せず建設的に議論する)は徹底していただきます。オブザーバー参加や録画・オンデマンド配信は行いません*

[PES8-1]神経診察を極める‼ ―病歴と身体所見のワークショップHAPPY をやってみよう―

笠井 正志 (兵庫県立こども病院感染症内科)

[PES8-3]神経診察を極める‼ ―病歴と身体所見のワークショップHAPPY をやってみよう―

大野 綾香 (広島大学病院小児科)

[PES8-4]神経診察を極める‼ ―病歴と身体所見のワークショップHAPPY をやってみよう―

小倉 弘嗣 (防衛医科大学校病院小児科講座)

[PES8-5]神経診察を極める‼ ―病歴と身体所見のワークショップHAPPY をやってみよう―

金森 啓太 (岩手県立療育センター小児科)

[PES8-6]神経診察を極める‼ ―病歴と身体所見のワークショップHAPPY をやってみよう―

川口 達也 (奈良県立医科大学病院小児科)

[PES8-7]神経診察を極める‼ ―病歴と身体所見のワークショップHAPPY をやってみよう―

小林 揚子 (国立精神・神経医療研究センター病院脳神経小児科)

[PES8-8]神経診察を極める‼ ―病歴と身体所見のワークショップHAPPY をやってみよう―

田畑 健士郎 (福島県立医科大学小児科)

[PES8-9]神経診察を極める‼ ―病歴と身体所見のワークショップHAPPY をやってみよう―

中村 裕子 (鳥取大学医学部脳神経小児科学)

[PES8-10]神経診察を極める‼ ―病歴と身体所見のワークショップHAPPY をやってみよう―

前田 真範 (和歌山県立医科大学附属病院小児科)

[PES8-11]神経診察を極める‼ ―病歴と身体所見のワークショップHAPPY をやってみよう―

吉野 豪 (鳥取大学医学部附属病院脳神経小児科)