セッション詳細

[S3]シンポジウム3 胎児期からの脳神経病変と遺伝

2025年6月4日(水) 15:30 〜 17:30
第5会場
座長:伏木 信次(京都府立医科大学) ,松原 洋一(クリフム出生前診断クリニック)
小児期に見られる先天性神経病変は多く胎児期に確立される。小児神経病変を考える上で胎児期の神経発達や神経病理学についての正しい理解は非常に重要であると考えられる。小児神経疾患の遺伝子治療などの研究が進み臨床応用されるようになった昨今、少しでも早期に疾患の画像診断と遺伝学的同定をすることは将来、大脳皮質形成Corticogenesis早期における胎児治療につながる可能性がある。そこで今回、胎児期における神経病変や原因となる遺伝子変異などについての最先端の知見とディスカッションを目的に本シンポジウムを企画した。

[S3-1]遺伝性脳神経疾患の胎児期からの診断と治療

齋藤 伸治 (名古屋市立大学大学院医学研究科新生児・小児医学分野)

[S3-2]胎児大脳皮質形成不全(MCD)画像診断の最新知見

夫 律子 (クリフム出生前診断クリニック胎児脳センター)

[S3-3]胎児脳疾患の遺伝子型特定における表現型の重要性

霜川 修1, 夫 律子1,2 (1.リッツメディカル株式会社臨床研究部, 2.クリフム出生前診断クリニック胎児脳センター)

[S3-4]脳形成障がいの神経病理

伊東 恭子 (京都中部総合医療センター)