セッション詳細
[S7]シンポジウム7 運動障害診療の最前線 ~病態を知り,治療を考える
2025年6月5日(木) 10:10 〜 12:10
第4会場
座長:熊田 聡子(東京都立神経病院神経小児科) ,荒井 洋(ボバース記念病院)
日々の診療の中で,麻痺・小脳失調・不随意運動などの運動障害の診断・治療に難しさを感じておられる先生方は多いかと思います.今回「正しい病態理解に基づき適切な診断・治療・リハビリテーションを考える」ことを目標に,シンポジウムを企画しました.
前半2題は「リハビリ・治療編」です.東京科学大学病院 長寿・健康人生推進センターの本多武尊先生と鳥取大学医学部附属病院 脳神経内科の花島律子先生より,小脳の学習機能ならびに小脳失調の病態に関する最新の研究成果を,異なる切り口からお話しいただきます.後半2題は「治療編」です.東京都医学総合研究所 脳・神経科学研究分野 脳機能再建プロジェクトの田添歳樹先生には,脳脊髄損傷に対する革新的な治療法である”人工神経接続”の知見と,運動機能の再建・回復の神経メカニズムについてお話しいただきます.東京都立神経病院 神経小児科の柏井洋文先生には,不随意運動に対する脳深部刺激療法の経験と,最近の治療法の進歩についてお話しいただきます.
本シンポジウムを通じて先生方が運動障害診療に興味を持ってくださり,同時に脳神経内科や基礎研究の成果に目を向ける機会としていただけましたら幸いです.
前半2題は「リハビリ・治療編」です.東京科学大学病院 長寿・健康人生推進センターの本多武尊先生と鳥取大学医学部附属病院 脳神経内科の花島律子先生より,小脳の学習機能ならびに小脳失調の病態に関する最新の研究成果を,異なる切り口からお話しいただきます.後半2題は「治療編」です.東京都医学総合研究所 脳・神経科学研究分野 脳機能再建プロジェクトの田添歳樹先生には,脳脊髄損傷に対する革新的な治療法である”人工神経接続”の知見と,運動機能の再建・回復の神経メカニズムについてお話しいただきます.東京都立神経病院 神経小児科の柏井洋文先生には,不随意運動に対する脳深部刺激療法の経験と,最近の治療法の進歩についてお話しいただきます.
本シンポジウムを通じて先生方が運動障害診療に興味を持ってくださり,同時に脳神経内科や基礎研究の成果に目を向ける機会としていただけましたら幸いです.
[S7-1]小脳学習機能からみる運動障害
○本多 武尊1,2,3 (1.星美学園短期大学日伊総合研究所, 2.東京都立大学人文科学研究科, 3.学校法人戸板学園三田国際科学学園中学校・高等学校)
[S7-2]小脳疾患のプリズム順応
○花島 律子 (鳥取大学医学部脳神経医科学講座脳神経内科学分野)
[S7-3]非侵襲的人工神経接続による歩行機能リハビリテーション
○田添 歳樹 (公益財団法人東京都医学総合研究所)
[S7-4]脳深部刺激療法の最近の進歩
○柏井 洋文 (東京都立神経病院神経小児科)