第5回新型コロナウイルス研究集会・第2回パンデミックウイルス研究集会 合同学術集会

大会長挨拶

「第5回新型コロナウイルス研究集会・第2回パンデミックウイルス研究集会 合同学術集会」開催に向けての御挨拶

 

 

 

 

 第5回新型コロナウイルス研究集会 大会長

 高山 和雄

(東京科学大学 総合研究院難治疾患研究所 教授)

 

 
 

 
 

 

 第2回パンデミックウイルス研究集会 大会長

 佐藤 佳

(東京大学 医科学研究所 教授)

 


第5回新型コロナウイルス研究集会・第2回パンデミックウイルス研究集会合同学術集会を開催するにあたり、ご挨拶申し上げます。

新型コロナウイルス研究集会は、2023年の第1回大会以来、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について、基礎ウイルス学、臨床医学、疫学、薬学、免疫学など、幅広い分野の研究者が議論する場として発展してまいりました。前回大会からは、COVID-19研究で培われた経験と研究基盤を次なる感染症危機への備えにつなげるため、パンデミックウイルス研究集会との合同開催としております。

今回のテーマは、「パンデミックを振り返り、未来の感染症危機に備える」です。COVID-19パンデミックでは、基礎研究、診断薬・治療薬・ワクチン開発、臨床、免疫、公衆衛生、社会とのコミュニケーションなど、さまざまな領域で未知の感染症への対応が進められました。そこで得られた経験や知識を過去のものとして忘れるのではなく、何ができ、何ができなかったのかを振り返り、その教訓を未来の感染症危機への備えとして継承することが重要です。

本合同学術集会では、臨床医学を南宮湖先生(慶應義塾大学)、ワクチン学を内田智士先生(東京科学大学)、コミュニケーション学を齋藤智也先生(国立健康危機管理研究機構)にご担当いただき、基礎ウイルス学は研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」にご担当いただきます。各分野を牽引する先生方にご参画いただくことで、分野の垣根を越えた議論を深めたいと考えております。

次のパンデミックが、いつ、どのような病原体によって引き起こされるかを正確に予測することはできません。しかし、COVID-19パンデミックを通じて蓄積された知識、技術、研究ネットワークは、未来の感染症危機に立ち向かうための重要な財産です。本合同学術集会が、これらを次世代へ継承するとともに、分野や世代を越えた交流と共同研究を生み、将来の感染症危機に備える研究基盤の発展につながることを願っております。

多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。