講演情報
[1-9-AM1000-02]FIPの最新知見
*髙野 友美1 (1. 北里大学)
猫伝染性腹膜炎(FIP)は、GS-441524を中心とした抗ウイルス薬(化合物)の普及により、かつての致死的疾患から寛解を目指す疾患へと大きく変化した。本講演では、FCoVの変異、ウイルス・宿主相互作用、免疫病態に関する基礎的知見、FCoV遺伝子検査や炎症マーカーを用いた診断法・診断基準の変化、抗ウイルス薬(化合物)の用量・治療期間の最適化、薬剤耐性や再燃などを概説する。さらに、臨床現場での判断を含めて、現在のFIP診療が救命から治療とその後の管理へと移行しつつある現状とそれらの課題を整理する。
