講演情報

[1-10-PM1415-04]肺に多発性結節性陰影を呈した猫伝染性腹膜炎を疑う二例

*前田 愛祐美1、須崎 信茂1、山中 隆人1、福家 明日香1、中村 奈菜1、松村 和紀1、大西 めぐみ1、松本 知子1、安藤 季久見1 (1. さぬきのくに動物総合医療センター)
猫伝染性腹膜炎(FIP)において、胸水・腹水を伴わず肺に多発性結節性陰影を呈する症例の報告は限られている。今回、我々は胸水・腹水を伴わず肺に多発性結節性陰影を認めたFIP疑いの2症例を経験した。両症例とも高グロブリン血症、A/G比低下およびα1酸性糖タンパク高値を認め、モルヌピラビル投与後5〜6日で臨床症状および胸部X線所見は著明に改善した。このことから、肺に多発性結節性陰影を呈する猫では、転移性腫瘍や真菌症のみならずFIPも鑑別疾患として考慮すべきであると考えられた。

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