講演情報
[1-6-PM1415-03]猫の胸部X線検査における実測値による左心房拡大の評価
*才田 祐人1、北野 寿1、矢田 乃路子1、矢田 新平1 (1. 矢田獣医科病院)
89頭の健常猫および101頭の心疾患猫の胸部X線検査において、心サイズの実測値を標準化する必要性について検証した。心臓短軸径、心臓長軸径、心臓径(HS)および椎骨心臓径(VHS)は、左心房拡大の進行とともに有意に増加した。HSは心エコー図検査における左心房面積との相関性がより高く、感度(85.7%)は同等であったものの、特異度(90.3%)はVHSと比較して高い値を示した。カットオフ値を9.8 cmに設定することで、HSは左心房拡大を予測するための有用なX線検査指標になりうるものと考えられた。
