講演情報
[1-1-PM1415-03]猫の上顎第4前臼歯根尖における歯科X線経眼窩投影法の評価と考察
*田中 雄三1 (1. みゅう犬猫デンタルクリニック)
猫の上顎第4前臼歯における歯科X線検査は、従来の2等分面法では頬骨弓と歯根が重複し、正確な読影が困難である。本研究では、犬で有用性が報告された経眼窩投影法を猫に応用し、乾燥頭蓋骨実験および生体のCBCT画像を用いた角度計測からその有用性を検証した。結果、経眼窩投影法は頬骨弓を避けて近心頬側根と遠心根を明瞭に分離描出できることが判明した。一方、近心口蓋根の評価には延長歪みを利用する2等分面法が適していた。これら2種の撮影法を相補的に組み合わせることで、画像診断の精度が飛躍的に向上する。
