講演情報
[2-9-PM1330-04]大腿骨遠位内反変形を伴う膝蓋骨内方脱臼に対して矯正骨切術を併用して治療した犬の2症例
*松村 和紀1、山中 隆人1、前田 愛祐美1、福家 明日香1、中村 奈菜1、大西 めぐみ1、松本 知子1、安藤 季久見1、須﨑 信茂1 (1. さぬきのくに動物総合医療センター)
大腿骨遠位内反変形を伴う膝蓋骨内方脱臼(MPL)の犬2例に対し、CTによる骨形態評価およびCORA法に基づき大腿骨矯正骨切り術を実施した。症例1(ボストンテリア)では滑車溝形成術と脛骨粗面転移術を併用し、症例2(ゴールデン・レトリバー)では滑車形態を評価した上で滑車溝形成術は行わず、脛骨粗面転移術を併用した。両症例とも再脱臼は認められず、歩様の改善が得られ、長期経過も良好であった。MPLの術式選択には、CTによる骨変形や膝関節伸展機構の総合的評価に基づいた個別化治療が重要であると考えられた。
