講演情報
[2-7-PM1330-01]ヨツユビハリネズミ(Atelerix albiventris) における新規パピローマウイルス(Atelerix albiventris papillomavirus 2)関連表皮増殖性病変の病理学的特徴
*来田 千晶1、チェンバーズ ジェームズ2、木庭 猟達3、遠矢 幸伸3、大住 龍之介3、内田 和幸2 (1. (株)四国細胞病理センター 動物事業部、2. 東京大学大学院農学生命科学研究科獣医病理学研究室、3. 日本大学生物資源科学部獣医学科獣医微生物学研究室)
近年、ヨツユビハリネズミの表皮増殖性病変からAtelerix albiventris papillomavirus 1(AalbPV1)やAalbPV2が検出されている。本研究では四肢などに多発性あるいは孤在性の皮膚病変が認められたヨツユビハリネズミ6例を検討した。病理学的には扁平上皮癌、乳頭腫、色素性局面と診断され、病変にはコイロサイトが観察された。免疫染色では、病変に抗ヒトPV抗体陽性像を認めた。PCR法で全例からAalbPV2が検出された。AalbPV2は発がんに関与することが示唆された。
