講演情報
[1-8-PM1415-03]全身性紅斑性狼瘡SLEの犬の1例
*酒井 秀夫1、矢吹 映2、市居 修3、小阪 しのぶ1、溝口 貴乃1 (1. 諫早ペットクリニック、2. 鹿児島大学附属動物病院、3. 北海道大学獣医学研究院解剖学教室)
免疫介在性血小板減少症の病歴のある犬が定期検診のため来院し、低アルブミン血症が認められた。著明なタンパク尿から蛋白漏出性腎症を疑い、腎生検で免疫複合体性糸球体腎炎(膜性腎症)との組織診断であった。抗核抗体も陽性であり、以前のITPの病歴と併せて全身性紅斑性狼瘡SLEと総合診断した。アンギオテンシン変換酵素阻害剤、アンギオテンシン受容体拮抗薬、ミコフェノールモフェチル、プレドニゾロン、食事療法等にて治療をおこない、第183病日に完全寛解が得られ、良好に経過している。
