講演情報
[2-7-PM1515-01]血中マイクロRNAを用いた犬のがんの診断補助および治療モニタリングへの活用
*玉澤 美月1、池田 凡子2、宇津木 梓1、落谷 孝広3、伊藤 博1 (1. 株式会社メディカル・アーク、2. 特定国立研究開発法人理化学研究所 生命医科学研究センター 基盤技術開発研究チーム、3. 学校法人 東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門)
犬の最も多い死因はがんであり, 犬への負担が少ない高精度ながん検査の確立が課題である. 我々は犬の12種類のがんを対象とし, 腫瘍細胞から血液中に分泌されるマイクロRNAの測定を行っている. 本報告では, 血中マイクロRNAの測定を術前検査・術後の経過観察に活用した肺腺癌の症例, および抗がん剤の治療効果判定に活用した肥満細胞腫の症例を提示し, 臨床における高い有用性が示唆された. 血中マイクロRNAの測定は, 身体検査や画像検査との併用により, 低侵襲ながん検査としての臨床応用が期待される.
