講演情報
[2-10-PM1330-02]異所性尿管の手術補助にインジゴカルミンを使用した犬の1例
*原田 高志1,2、岡田 佳樹1,2、尾崎 佐記1,2、熊﨑 茉友1,2、中原 瑞希1,2 (1. ハート動物クリニック犬猫医療センター、2. 東三河小動物臨床研究会)
若齢期からの尿失禁を主訴に来院した2才5ヶ月齢のトイ・プードル去勢雄に対し、排泄性尿路造影と膀胱空気造影による二重造影CT検査を実施し、右側壁内性異所性尿管と診断した。尿管開口部再建術時にインジゴカルミンを静脈内投与したところ、投与約3分後に尿管が青色に染色され持続的に視認可能となり、膀胱壁内尿管の同定と新たな開口部作成が容易となった。術後尿失禁は速やかに改善し、腎機能低下等の有害事象は確認されなかったため、インジゴカルミンの静脈内投与は異所性尿管手術の有用な補助手段となると考えられた。
