講演情報

[1-7-PM1415-02]盲腸便秘と鑑別困難であったウサギの結腸閉塞4症例 ― 画像診断の限界と試験開腹の意義

*髙木 彩花1、山崎 了経1、奈良 岳明2 (1. 上桂動物病院、2. 京都小動物クリニック)
食欲不振・排便停止を呈した兎の結腸閉塞4例を経験した。X線検査では全例で盲腸または結腸のガス貯留を認め、小腸閉塞の指標は当てはまらなかった。超音波検査は3例で閉塞を示唆したが、盲腸に隣接した閉塞部は描出できなかった。試験開腹前には全例で便塊を認めず、造影剤の盲腸到達のみでは閉塞を否定できなかった。毛球閉塞3例中2例が生存し、1例は術後4日目に斃死した。閉塞物がなく結腸に広範な充血を認めた1例は翌朝斃死した。一過性の排便再開があっても閉塞を否定せず、早期の試験開腹を検討すべきと考えられた。

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