講演情報

[2-8-PM1330-05]von Willebrand 病 type Ⅲの犬の難治性鼻出血に対しトラマゾリン点鼻液を用いた1例

*中原 瑞希1,2、岡田 佳樹1,2、尾崎 佐記1,2、熊崎 茉友1,2、原田 高志1,2 (1. ハート動物クリニック 犬猫医療センター、2. 東三河小動物臨床研究会)
von Willebrand 病(vWD)は先天性止血異常症の一つで、type Ⅲは重度の出血を呈することがある。今回、遺伝子検査および von Willebrand 因子(vWF)抗原量測定によりvWD type Ⅲと診断したシェットランド・シープドッグ、雌、5ヶ月齢の難治性鼻出血に対し、トラマゾリン点鼻液を鼻腔内噴霧したところ短時間で止血が得られた。本症例より、トラマゾリン点鼻液の鼻腔内噴霧はvWDなどの止血異常に起因する鼻出血への緊急的な局所止血法として有用である可能性が示唆された。

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