講演情報

[2-2-AM1330-04]直腸の微小な動脈性出血により重度貧血を繰り返していた猫の1例

*小島 高1、山﨑 寛文1、小野 憲一郎1、平尾 秀博1 (1. 日本動物高度医療センター川崎)
1歳1ヵ月齢のラグドールが再発性の下血、重度貧血を主訴に来院した。初診時の血液検査ではHt値は11.8%であり、全血輸血を実施した後にCT検査、内視鏡検査を実施した。CT検査では直腸内に造影剤の漏出を認め、内視鏡検査では動脈性と思われる点状出血を確認した。圧迫止血で、一時的に出血は治まったと判断したが、第5病日に再発した。内視鏡観察下で生検鉗子を用いて出血点をマーキングした後、直腸プルスルーで、電気メスあるいは結紮で直接止血した。この止血処置により貧血は改善し、下血の再発も認められなかった。

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