講演情報
[2-1-PM1330-02]猫の歯肉口内炎における血清アミロイドAの臨床的意義 -適正治療のための補助的検査-
*長澤 俊範1,2、田村 和也2 (1. テイルズベッツサービス、2. たむら動物クリニック)
猫の歯肉口内炎(FCGS)の診断は肉眼所見が主体であり、判断に迷う症例も少なくない。血清アミロイドA(SAA)の有用性を検討する目的で、歯科治療を実施した猫87例(FCGS群65例、非FCGS群22例)のSAA値を比較した。FCGS群では8割が基準範囲を超える高値で、中央値は19.8μg/mlと非FCGS群の3.75μg/mlより有意に高かった(P<0.001)。ROC解析の曲線下面積は0.75であった。SAAは採血のみで測定でき評価者差が生じにくく、診断を補強する補助的な検査となりうる。
