講演情報
[2-1-PM1330-05]左右下顎骨の不安定性に対し非開創による下顎骨固定術を実施した犬の一例
*門岡 友子1,2、木村 太郎2、田草川 史彦3、上野 文洋4 (1. Animal Clinic Liko 早稲田動物医療センター、2. 動物外科診療室 東京、3. 聖母坂どうぶつ病院、4. 横浜磯子どうぶつ病院)
重度歯周病に対する全抜歯後、下顎間結合部から犬歯抜歯窩までの下顎骨が消失し、左右下顎骨が口腔粘膜から突出した犬に対し、非開創による下顎骨固定術を実施した。キルシュナーワイヤー2本を用いて左右下顎骨を短軸方向へ固定し、機械的不安定性を制御した後、腐骨のデブリードマンおよび粘膜被覆を行った。術後は摂食可能となり、術後10か月現在まで再突出や機能障害は認めていない。本手技は低侵襲な治療選択肢となる可能性があり、その再現性、有用性、安全性などを明らかにするためには、さらなる症例の蓄積が望まれる。
