講演情報

[2-2-AM1330-02]膵生検の結果および治療反応から膵外分泌不全を疑った猫の一例

*土屋 徹1、大菅 辰幸2、岡寺 涼太3 (1. 宮崎大学農学部附属動物病院、2. 宮崎大学農学部獣医内科学研究室、3. アイ動物医療センターつくば)
9歳8か月齢の雑種猫が2カ月前からの体重減少およびリパクレオンに反応を示す下痢を呈した。血液検査では低コバラミン血症以外にfTLIやspec fPLを含む他の項目に著変を認めず、画像検査では小腸の筋層肥厚のみを認めた。開腹下での小腸全層生検の際に、肉眼的な膵臓萎縮を認めたため、急遽膵生検も実施した。膵臓の病理組織学的検査所見と試験的治療への反応からEPIが強く疑われた。慢性の消化器症状を呈する猫に、開腹下で消化管生検を行う際には、他の臓器も肉眼的に評価し、場合によっては生検をする必要がある。

閲覧にはパスワードが必要です