講演情報
[1-7-PM1600-03]東洋眼虫症に関する疫学的考察
*中村 有加里1、深瀬 徹2、池原 秀壱3、太田 亟慈3,4 (1. 岡山理科大学、2. 葛城生命科学研究所、3. Team HOPE、4. 犬山動物総合医療センター)
東洋眼虫症について、種々の文献の調査と臨床獣医師を対象とするアンケート調査、さらに愛媛県における感染状況調査の結果などにもとづいて疫学的な考察を試みた。この線虫は、近年、分布域を世界的に拡大し、人獣共通の寄生虫としても問題になっており、日本では全国で発生がみられるが、とくに西日本で症例の報告が多いことを確認した。自然界における保虫宿主は野生の食肉目動物であると考えた。犬と猫における東洋眼虫症の薬物による予防は困難であるが、モキシデクチンに関しては、その製剤によっては予防が可能となると思われる。
