講演情報

[p-06]猫の内歯瘻に対し細菌培養・薬剤感受性試験が有用であった1例

*嘉戸 雅行1、大橋 慎也1、苅谷 卓郎1 (1. 苅谷動物病院グループ)
約6歳の雑種猫、去勢雄。既往歴は慢性腎臓病(IRISステージ3)。初回歯科処置から約16か月後、食欲低下を主訴に来院し、104周囲歯肉に内歯瘻を認め、エンロフロキサシンを開始した。麻酔下で歯科処置を実施したが、術後約1週間で創部離開を認めた。術中に採取したスワブの細菌培養の結果、MRSAおよびAcinetobacter sp.が検出され、薬剤感受性試験に基づきドキシサイクリンへ変更したところ、離開した創部は良好に治癒した。細菌培養・薬剤感受性試験に基づく適切な抗菌薬選択の重要性を報告する。

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