講演情報
[1-3-PM1415-04]フアイア犬ネコ製剤投与により臨床症状が改善した犬の小細胞性T細胞性消化器型リンパ腫の一例
*山崎 恵理佳1、西 晃太郎1、五十嵐 寛高1、伊藤 哲郎2、安田 淑一4、峰重 隆幸3、久末 正晴1 (1. 麻布大学小動物内科学研究室、2. 麻布大学小動物臨床研究室、3. 麻布大学臨床診断学研究室、4. 麻布大学付属動物病院)
犬の小細胞性T細胞性消化管型リンパ腫(SCTIL)は慢性炎症性腸症(CIE)の一部の症例が移行して発症し病態の移行に伴いしばしば治療抵抗性である。5歳の柴犬が慢性下痢を呈し、プレドニゾロンへの反応が不十分であったため内視鏡検査を実施したところ、病理組織学検査でSCTILと診断された。従来の治療に加えてフアイア犬猫製剤を投与したところ、下痢の改善および体重増加が認められ犬炎症性腸疾患活動性指数(CIBDAI)は4から1へ低下した。フアイア犬猫製剤は本症の新たな治療選択肢になる可能性が示唆された。
