講演情報
[2-8-PM1330-02]慢性血小板減少症の経過中に著名な骨髄低形成を呈した秋田犬の1例
*松井 美咲1、西 晃太郎1、五十嵐 寛高1、伊藤 哲郎2、安田 淑一3、根尾 櫻子4、峰重 隆幸4、久末 正晴1 (1. 麻布大学小動物内科学研究室、2. 麻布大学小動物臨床研究室、3. 麻布大学付属動物病院、4. 麻布大学臨床診断学研究室)
秋田犬では犬種特異的なマクロ血小板減少症が提唱され、一般に重篤化しにくいとされる。本症例は若齢時より血小板減少を認め、抗血小板抗体陽性から免疫介在性血小板減少症を疑いプレドニゾロンで治療していた。しかし経過中にPlatが2.0×103 /μLへ急減し、骨髄検査では著明な低形成が確認された。シクロスポリンおよびプレドニゾロンを主体とする免疫抑制療法後、Platは改善した。秋田犬の血小板減少症には免疫介在性の骨髄障害が関与する症例が含まれる可能性があり、重症例では骨髄検査を含む包括的評価が重要である。
