講演情報
[1-2-PM1415-02]犬の先天性肝外門脈体循環シャントにおける門脈血・末梢血アミノ酸動態およびシャント閉鎖前後の変化
*高橋 あゆみ1、深山 俊治2、山田 秀俊2、藤岡 繁音2、島田 香寿美1、竹内 亜樹1、寺井 和幸3、吉田 朋弘1、田中 綾1 (1. 東京農工大学、2. 帝京科学大学、3. 浜松どうぶつ医療センター)
先天性門脈体循環シャント(PSS)犬9頭と対照犬9頭の門脈血および末梢静脈血中アミノ酸を測定し、対照犬との比較ならびに術前後の変化を検討した。PSS群では肝流入前の門脈血ですでにフィッシャー比低値、チロシンおよびフェニルアラニン高値を認めた。シャント閉鎖後1カ月にはアンモニア濃度は低下した一方、BCAAは対照群を上回り、チロシン高値は残存した。PSSのアミノ酸代謝異常はシャント閉鎖により一様に正常化する病態ではなく、術後管理では単一時点・単一指標による評価を再考する必要がある。
