講演情報
[1-3-PM1415-02]緩和的切除で良好な経過が得られている舌下扁平上皮癌の猫の1例
*熊代 咲希1、江口 徳洋2、江畑 健二1、福島 健太1、三宅 宏幸1、北川 一星1、西山 拓志1、浜田 直輝1、藤岡 透1 (1. 倉敷動物医療センター・アイビー動物クリニック、2. Vets Dental & Oral Surgery Office)
本症例は、歯周炎を主訴に来院し、その際に舌下粘膜病変を発見された。第8病日に組織生検を実施し、扁平上皮癌(SCC)と診断された。第29病日に外科手術を実施した。病変は局所浸潤性が弱く可動性があったため舌部分切除を実施した。術後は自力摂食可能であり、2年以上経過した現在も生存中という良好な経過が得られている。完全切除を目的とした外科治療は侵襲性が高く術後に栄養チューブが必須となる。本症例のように、局所浸潤性の弱い舌下粘膜SCCでは、症例の状況によっては舌部分切除を実施するという選択肢も考えられた。
