講演情報

[1-9-PM1415-03]上気道閉塞に起因する陰圧性肺水腫において肺胞出血を認めた犬の3例

*花岡 雄太郎1、板屋 真姫1、長部 倫英1、稲葉 健一1 (1. 名古屋みなみ動物病院・どうぶつ呼吸器クリニック)
上気道閉塞に起因する陰圧性肺水腫(NPPE)が疑われた犬3例について報告した。全例で気管支肺胞洗浄液(BALF)は肉眼的に血性を呈し、細胞診では多量の赤血球及びヘモジデリン貪食マクロファージを認めた。これらの所見は犬のNPPEにおいても、人医領域で報告される陰圧性肺胞出血(NPPH)に類似した病態、すなわち陰圧負荷による肺胞毛細血管障害が存在する可能性を示唆した。これによりBALF解析は犬のNPPEにおいて従来の画像検査では評価困難な肺胞レベルの病態評価に有用となる可能性が示された。

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