講演情報
[p-16]飼い主による夜間救急受診判断の適正化〜トリアージチャートと応急処置ガイドラインの導入による双方の負担軽減〜
野間 麻也1、*宮本 伊万里1 (1. 穴吹動物看護カレッジ)
夜間動物救急は獣医師1名体制という脆弱な実態にありながら、受診件数の約9割が非緊急症例である。本研究は、飼い主の不安な「待機時間」を救命のための「能動的な評価時間」へ転換することを提唱し、医学的指標に基づく3段階のトリアージ指標を提案した。さらに、診断を助ける動画撮影や、電話指示でも迷わない心肺蘇生法の図解化により、限られた医療資源の最適化と、飼い主・病院双方の持続可能な負担軽減および救命率の向上を目指すものである。
