講演情報
[p-18]猫の虹彩における色彩発達の生理学的・遺伝学的検討
―成長に伴う眼色の推移実態の把握と要因の考察―
*片山 蘭那1、山下 若菜1、大原 ひなか1 (1. 穴吹動物看護カレッジ)
本研究では、猫の成長に伴う虹彩の変化について、生理学的・遺伝学的な観点から検討した。アンケート調査では眼色の分布や変化時期を分析した。また、青眼を維持するラグドールと眼色が変化するマンチカンの経時的画像を比較し、変化の仕組みを考察した。その結果、多くの猫は生後3か月頃を境に眼色が変化し、雑種猫では黄色系の虹彩が最も多いことが確認された。青眼の維持にはメラニン色素を抑える遺伝子が関与し、一般的な猫ではメラニンの蓄積によって眼色が変化することが示唆された。
