講演情報
[2-4-PM1330-04]血球貪食症候群関連性糸球体腎炎の併発を疑った肝脾T細胞リンパ腫の犬の1例
*大下 航1、小路 祐樹1、神田 拓野1、川北 智子1、平尾 礼示郎1、多田 勇太1、井上 夏梨1、下田 哲也1 (1. 山陽動物医療センター)
汎血球減少症および低アルブミン血症を示した柴犬が来院し、骨髄検査、肝臓のFNAの結果よりHPSを伴う肝脾T細胞リンパ腫と診断した。症例は高度の蛋白尿(UPC>10.81)を示し、糸球体腎炎の併発を疑った。HPSでは一般的にALBの低下は認められるが、本症例では尿中への漏出もアルブミンの低下に関与していることが疑われた。治療はCCNUおよびL-asparaginase、プレドニゾロンの投与を実施し、一定の効果を得たが、早期に再燃し予後は不良であった。
