講演情報

[2-9-PM1330-03]両側下歯槽神経ブロック後の覚醒期に舌裂傷を生じたトイ・プードルの1例

*小澤 響世1、田村 和也2 (1. ソムナス動物麻酔サービス、2. たむら動物クリニック)
下歯槽神経ブロック後の覚醒期舌自傷は、犬猫での報告が乏しい。症例は4歳10か月齢、3.6kgのトイ・プードル。歯科処置で両側上顎神経ブロックと両側下歯槽神経ブロックを実施した。覚醒は良好であったが、抜管後1時間(ブロック後約2時間)の時に舌の裂傷と出血を認め、犬舎内の乱れとカラーの脱落を認めた。縫合は要さず、2日後より自力採食が可能で機能障害は残さなかったが、舌の形態は大きく変化した。知覚脱失に興奮が加わって生じた可能性があり、覚醒良好例でも局所麻酔の効果が残る間は監視を要すると考えられた。

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