講演情報

[2-9-PM1515-04]股関節脱臼のシンポジウム
非観血的整復

*本阿彌 宗紀1 (1. 東京大学 附属動物医療センター)
犬の股関節脱臼は頭背側が約75%を占め、受傷後4〜5日以内の骨折のない急性例で非観血的整復が第一選択となる。全身麻酔下で牽引・回旋を加え、頭背側・頭腹側・尾腹側の脱臼方向に応じた徒手整復を行う。整復後は関節周囲の線維化のために10〜14日間を要し、頭背側にはエマースリング(合併症リスクからケージレスト単独も選択)、腹側にはホブル(足枷)を用いるほか、坐骨腸骨ピンや創外固定、経関節ピンも補強法となる。整復不能や再脱臼時は早期に観血的整復術へ移行する。

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