講演情報
[1-2-AM1115-01]ステムキュア®術前投与が犬胸腰部椎間板ヘルニアに及ぼす影響:ヘルニア塊サイズと臨床徴候から考える臨床的意義
*石野 寛和1 (1. 北里大学獣医学部小動物第1外科学)
胸腰部椎間板ヘルニアに対し片側椎弓切除術を適応した犬を対象に、診断から外科的治療までの待機期間におけるステムキュア術前投与の影響を検討した。無処置例の石灰化ヘルニア塊における退縮速度は中央値4.2%/日(範囲:2.4-6.3) であったのに対し、投与例では0.6%/日(0.3-2..2)とステムキュアによりヘルニア塊の自然退縮が抑制された。一方、臨床徴候は無処置例で5/17例、投与例で6/8例に改善が見られ、ステムキュアの術前投与によりヘルニア塊および脊髄内の炎症が緩和される可能性が示唆された。
