講演情報
[2-3-PM1515-03]猫の歯肉口内炎に対する新規治療の可能性
*高橋 香1,2,3 (1. 東京大学附属動物医療センター、2. JARVISどうぶつ医療センターTokyo、3. 株式会社セレンディピティ)
猫の慢性歯肉口内炎(FCGS)は、口腔内抗原と免疫応答異常が関与する難治性炎症性疾患であり、現在も抜歯が治療の中心である。抜歯後の難治例に対しては、シクロスポリンや間葉系間質細胞(MSC)療法が検討され、近年ではMSC secretome、FCVを標的としたPSSNaやモルヌピラビルなどの抗ウイルス療法も報告されている。またヒアルロン酸製剤など局所補助療法の応用も試みられている。本講演では、各治療法のエビデンスレベルと限界を踏まえ、最新の治療選択肢を整理する。
