挨拶
この度、第34回福島県作業療法学会を2023年10月8日(日)の日程でポラリス保健看護学院 メグレズホールにて3年ぶりに対面集合の形式で開催させていただくことになりました。
コロナ禍の影響で学術集会のあり方もオンライン主体に変化しましたが、オンライン学会は手軽に参加できる・都合の良い時間に参加できるといったメリットがある一方で、プレゼンテーションの緊迫感が薄れ、何よりも同じ悩みや目標を持つ人とのディスカッションや先輩作業療法士からのアドバイスが受けにくいなどのデメリットがあると感じています。
特にコロナ禍に突入してから卒業・入職した若手作業療法士に人前でのプレゼンテーションや職場外の作業療法士とディスカッションできる機会を提供し、新たな発想を得たり、モチベーションが向上するきっかけになればと願っています。
テーマは「作業に焦点を当てた臨床実践」としました。他の作業療法学会でも多く見られるテーマではありますが、久しぶりの対面集合開催で多くの人に参加してもらいたいという思いから幅広い領域に共通するテーマであることや、過去2年の福島県作業療法学会のテーマが研究、教育と続いたため、いま一度基本に立ち返り臨床に汎化するテーマにしたいという思いから設定しました。
学会の内容は一般演題に加え、仙台青葉学院短期大学の齋藤佑樹先生を特別講演の講師としてお招きし、「作業に焦点を当てた実践と目標設定」をご講演いただく予定です。人間作業モデルに精通し臨床経験も豊富な齋藤先生から作業に焦点を当てた臨床を実践するために必要な知識や対象者の行動変容に向けた必要な知識を学ぶことができる貴重な機会と思われます。また、シンポジウム「さあ、はじめよう! 生活行為向上マネジメントを活用した臨床実践」を開催し、身体障害・精神障害・地域の分野の実践例の報告や、MTDLPの活用についてディスカッションしていただく予定です。
対面集合の開催形式ではありますが、オンラインの良さも取り入れ、これまで培った学会運営の経験から学会当日の様子をオンデマンド配信することにしました。もちろん会場で多くの作業療法士と顔を合わせることを願っていますが、事情で当日参加できない方が参加できるよう、また気になる内容や復習したい内容を何度も視聴することできるよう予定しています。
多くの会員の皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
福島県作業療法士会 学術部 近澤大
