講演情報

[摂食更新P-06]摂食機能療法専門歯科医師としての地域における活動

○平塚 正雄1,2,3 (1. 医療法人 社団 秀和会 小倉北歯科医院・小倉南歯科医院、2. 沖縄県口腔保健医療センター、3. 福岡歯科大学 成長発達歯学講座 障害者歯科学分野)
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【目的】地域医療における摂食嚥下リハビリテーションの推進では歯科医療従事者を含めた多職種連携による活動が重要になる。今回,摂食機能療法専門歯科医師として勤務してきた医療機関とその地域で行ってきた活動の内容について報告する。【方法】 2021年7月~2025年12月までの期間に,①所属したリハビリテーション病院歯科,口腔保健医療センターおよび一般開業歯科医院における診療内容,②地域歯科医師会における活動,③教育機関等で行った活動に関する内容についてそれぞれ検討した。【結果と考察】活動の内容は,①診療では中途障害や先天性障害のある高齢患者の歯科診療(50症例/週)および障害者施設におけるミールラウンドへの参加(1回/月),回復期リハビリテーション病棟を有する2つの病院への歯科訪問診療(20症例/週)などで,障害者施設におけるミールラウンドではポジショニング設定や食事介助法,食形態に関する指導を施設職員に行い,栄養摂取量の改善に取り組んだ。②沖縄県歯科医師会立沖縄県口腔保健医療センターにおける活動では,地域協力医研修会での講義(脳卒中患者の摂食嚥下リハビリテーションについて),福岡市歯科医師会地域連携室・口腔管理推進室では,福岡市医師会主催の多職種連携研修会,歯科衛生士を対象とした研修会,看護師を対象にした口腔内観察のためのリーフレット作成などを行った。③歯科大学の訪問歯科センターと障害者歯科分野の歯科医師・歯科衛生士を対象とした回復期・生活期における摂食嚥下リハビリテーションに関する研修会(8回/年),認定看護師教育課程の脳卒中看護分野研修生を対象とした脳卒中摂食嚥下リハビリテーションと歯科との連携・協働に関する研修会(1回/年)を行った。地域で生活者となる高齢障害者の摂食嚥下リハビリテーションでは,生活支援を視点とする歯科と多職種による関わりが重要になると考えている。(COI開示:なし)(倫理審査対象外)