講演情報
[摂食更新P-07]急性期総合病院における摂食機能療法専門歯科医師の活動報告
○田頭 いとゑ1 (1. 埼玉石心会病院)
【目的】
埼玉石心会病院は,埼玉県西部に位置し,地域の急性期医療を担う470床(急性期430床,回復期40床)の病院である。年間約10000件の救急搬送があり,救急車受け入れ台数は県内でも有数となっている。入院中の患者には,廃用,誤嚥性肺炎や栄養障害,口腔衛生の悪化など,摂食嚥下障害に関連する課題が多く認められる。急性期医療という限られた入院期間において,早期に問題を発見し介入を開始することは重要である。本発表では,急性期総合病院における摂食機能専門歯科医師の活動実績を報告する。
【方法】
多職種連携によるチーム医療の実践として,
・NSTにて抽出された患者群の病棟回診,ケア指導や歯科介入を検討
・歯科衛生士,看護師,言語聴覚士への指導
・誤嚥性肺炎パスへの嚥下機能評価の導入
・胃瘻増設パスへの嚥下機能評価の導入
・病棟看護師へのOHAT導入によるハイリスク患者への早期歯科介入
を行った。また,周術期口腔機能管理においても誤嚥性肺炎予防のための口腔衛生改善,ハイリスク患者の早期発見や情報共有,義歯調整による経口摂取の支援,食形態の提案を行っている。
【結果と考察】
回診やパスを通じてハイリスク患者を早期に抽出し,適切な嚥下機能評価や口腔衛生の改善,咬合回復等の歯科介入を開始することが可能となった。禁食や胃瘻管理を予定された症例においても嚥下機能評価によって方針を再検討することがあり,嚥下機能評価が転帰先を検討する上での重要な材料となっている。現在,年間の歯科の患者数は1260名程度と段階的に増加しているところであり,急性期治療のインフラとして機能していることが示唆された。2020年度から2024年度の5年間に嚥下機能評価を行った件数は1404件(嚥下内視鏡検査523件,嚥下造影検査881件)であった。今後の課題としては,歯科介入の効果をデータとして見える化することや,地域の歯科医療機関との連携を図っていくことである。
(COI 開示:なし)
(倫理審査対象外)
埼玉石心会病院は,埼玉県西部に位置し,地域の急性期医療を担う470床(急性期430床,回復期40床)の病院である。年間約10000件の救急搬送があり,救急車受け入れ台数は県内でも有数となっている。入院中の患者には,廃用,誤嚥性肺炎や栄養障害,口腔衛生の悪化など,摂食嚥下障害に関連する課題が多く認められる。急性期医療という限られた入院期間において,早期に問題を発見し介入を開始することは重要である。本発表では,急性期総合病院における摂食機能専門歯科医師の活動実績を報告する。
【方法】
多職種連携によるチーム医療の実践として,
・NSTにて抽出された患者群の病棟回診,ケア指導や歯科介入を検討
・歯科衛生士,看護師,言語聴覚士への指導
・誤嚥性肺炎パスへの嚥下機能評価の導入
・胃瘻増設パスへの嚥下機能評価の導入
・病棟看護師へのOHAT導入によるハイリスク患者への早期歯科介入
を行った。また,周術期口腔機能管理においても誤嚥性肺炎予防のための口腔衛生改善,ハイリスク患者の早期発見や情報共有,義歯調整による経口摂取の支援,食形態の提案を行っている。
【結果と考察】
回診やパスを通じてハイリスク患者を早期に抽出し,適切な嚥下機能評価や口腔衛生の改善,咬合回復等の歯科介入を開始することが可能となった。禁食や胃瘻管理を予定された症例においても嚥下機能評価によって方針を再検討することがあり,嚥下機能評価が転帰先を検討する上での重要な材料となっている。現在,年間の歯科の患者数は1260名程度と段階的に増加しているところであり,急性期治療のインフラとして機能していることが示唆された。2020年度から2024年度の5年間に嚥下機能評価を行った件数は1404件(嚥下内視鏡検査523件,嚥下造影検査881件)であった。今後の課題としては,歯科介入の効果をデータとして見える化することや,地域の歯科医療機関との連携を図っていくことである。
(COI 開示:なし)
(倫理審査対象外)
