講演情報

[摂食更新P-23]コロナ禍後に再開した岐阜県嚥下障害研究会 〜その活動報告と課題〜

○玄 景華1 (1. 朝日大学歯学部障害者歯科)
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【目的】
 岐阜県嚥下障害研究会は岐阜県内の摂食嚥下リハビリテーションに関わる専門職を中心に1998年10月に発足した。研究会活動として, 学術大会, 初級課程研修会, 小児・成人領域研修会, もぐもぐ通信の発行を行っていた。2020年以降の「新型コロナウイルス感染症」流行により緊急事態宣言が発出され, 当研究会も完全に活動中止となった。2023年5月に新型コロナウイルス感染症が2類から5類感染症に移行したことを受けて, 2023年度から対面による研修会等の活動を再開した。今回は研究会活動の再開に関わる報告と課題について検討した。
【方法】
 コロナ禍で研究会活動が中断していた2022年に再開に向けての協議を行った。研究会廃止の議論もあったが, 研究会会員から再開を希望する声もあり持続可能な運営・活動を検討した。各地域での顔のみえる繋がりを構築するため, 対面開催を復活させた。コロナ禍前の研究会運営として年会費制や案内・申し込み等の郵送での対応が中心であったが, 事務経費と時間の削減のために年会費無料, 研究会ホームページの充実(案内や会員登録等, http://gifu-psd.com)により極力事務の省力化に務めることとした。2023年に中断していた学術大会の再開から研究会活動を開始した。
【結果と考察】
 2023年度からの活動内容は, 学術大会として第23回大会(牧野日和先生, 「機能低下や栄養改善のための最新のススメ」), 第24回大会(加藤篤先生, 「摂食嚥下障害のための最新のオススメ!」), 第25回大会(福村直樹先生, 福村弘子先生, 「食べるを諦めない社会へ 完全側臥位で拡げる経口摂取の可能性」)で, 小児領域研修会は第56回, 第57回, 第58回と開催し, 成人領域研修会は「Covid-19と摂食嚥下障害支援の取り組み」, 「私たちは食物から得た情報をどのように認知し, 食行動に反映させているのか?(硲 哲崇先生)」)であった。
 対面開催での研修会の実施は, オンライン開催に比較して利便性が低いために参加者が増加していない。そのために魅力ある研修会内容や実践を伴う講習会等の企画の工夫が必要と考える。多職種連携を強化しながら持続可能な啓発活動を通じて今後も摂食嚥下障害児・者のQOLの維持・向上の一翼を担っていく。
(COI開示:なし)
(倫理審査対象外)