講演情報
[摂食更新P-36]地域での開業歯科医師向けに開催している嚥下内視鏡検査における内視鏡操作の実技研修についての報告
○菅 武雄1 (1. 神奈川歯科大学附属横浜クリニック)
【目的】
2019年から2026年1月までの摂食機能療法専門歯科医師としての専門性を活かした専門研修の実施について報告する。
【方法】
地域で歯科クリニックを開業している歯科医師は,地域に密着した活動を行っており,在宅医療の多職種連携を実践している。地域での在宅医療の役割として,摂食嚥下障害への対応が注目されており,地域によっては行政主導で研修活動が実施されている場所もある(例:神奈川県横浜市での疾病別医療介護連携事業では,摂食嚥下が研修課題となっており,地域での研修が義務化された)。 歯科に求められる役割として,経口摂取への取り組みが上げられており,歯科医師による機能評価による経口摂取の可能性の評価,歯科衛生士による口腔のケア面からの経口摂取の可能性の評価が役割となっている。しかし,嚥下機能評価としての内視鏡の操作は研修場所が限られており,習得することが難しい状況にあった。そこで在宅医療技術研究会を立ち上げ,研修事業を提供することとした。
嚥下内視鏡検査に係わる研修プログラムを独自に作成し提供した。研修プログラムは初級,中級,上級の3段階を設定した。初級は摂食嚥下障害概論(座学),機材紹介(座学)の後,実技演習となる,初級実技演習は内視鏡の取り扱い,姿勢,ハンドリング,基本操作をチューブ模型とマネキンにて実習する。中級は検査環境の構築(座学),検査食の基礎(座学と体験),健常者(被験者)での基本挿入演習(総鼻道下部経路)を実習する。上級は嚥下内視鏡検査映像読影(典型的診断例と希有症例読影)に続き,高度操作(中鼻甲介下部ルート挿入)および相互演習を実施した。
【結果と考察】
NPO法人PDNと共同で実施した内視鏡研修は2022年から2025年までに7回開催し,合計270名に対して研修を提供した。また,神奈川歯科大学附属横浜クリニックでは2024年から2026年までに17回開催し合計91名に対して内視鏡実技研修を提供した。合計24回,受講者361名である。 実施した内視鏡検査実技研修は,初級・中級・上級の3段階を設定し,すべての段階で講師が被験者となったヒトでの研修を実施した。 研修を修了した歯科医師が希望すれば,現地の臨床のお手伝いも実施している。
(COI開示:なし)
(倫理審査対象外)
2019年から2026年1月までの摂食機能療法専門歯科医師としての専門性を活かした専門研修の実施について報告する。
【方法】
地域で歯科クリニックを開業している歯科医師は,地域に密着した活動を行っており,在宅医療の多職種連携を実践している。地域での在宅医療の役割として,摂食嚥下障害への対応が注目されており,地域によっては行政主導で研修活動が実施されている場所もある(例:神奈川県横浜市での疾病別医療介護連携事業では,摂食嚥下が研修課題となっており,地域での研修が義務化された)。 歯科に求められる役割として,経口摂取への取り組みが上げられており,歯科医師による機能評価による経口摂取の可能性の評価,歯科衛生士による口腔のケア面からの経口摂取の可能性の評価が役割となっている。しかし,嚥下機能評価としての内視鏡の操作は研修場所が限られており,習得することが難しい状況にあった。そこで在宅医療技術研究会を立ち上げ,研修事業を提供することとした。
嚥下内視鏡検査に係わる研修プログラムを独自に作成し提供した。研修プログラムは初級,中級,上級の3段階を設定した。初級は摂食嚥下障害概論(座学),機材紹介(座学)の後,実技演習となる,初級実技演習は内視鏡の取り扱い,姿勢,ハンドリング,基本操作をチューブ模型とマネキンにて実習する。中級は検査環境の構築(座学),検査食の基礎(座学と体験),健常者(被験者)での基本挿入演習(総鼻道下部経路)を実習する。上級は嚥下内視鏡検査映像読影(典型的診断例と希有症例読影)に続き,高度操作(中鼻甲介下部ルート挿入)および相互演習を実施した。
【結果と考察】
NPO法人PDNと共同で実施した内視鏡研修は2022年から2025年までに7回開催し,合計270名に対して研修を提供した。また,神奈川歯科大学附属横浜クリニックでは2024年から2026年までに17回開催し合計91名に対して内視鏡実技研修を提供した。合計24回,受講者361名である。 実施した内視鏡検査実技研修は,初級・中級・上級の3段階を設定し,すべての段階で講師が被験者となったヒトでの研修を実施した。 研修を修了した歯科医師が希望すれば,現地の臨床のお手伝いも実施している。
(COI開示:なし)
(倫理審査対象外)
