講演情報

[LS1]磁性アタッチメントは高齢世代において、ご本人と家族に優しい入れ歯を提供しQOLを向上させます

○前田 芳信1,2 (1. 大阪大学大学院歯学研究科 名誉教授・招聘教授、2. 医療法人サラヤ健育会 理事長)
PDFダウンロードPDFダウンロード
【略歴】
元 大阪大学歯学部附属病院教授 口腔総合診療部初代部長
元 大阪大学大学院歯学研究科教授
(顎口腔機能再建学講座有床義歯補綴学分野)
(現、有床義歯補綴学・高齢者歯科学分野)
元 大阪大学歯学部附属病院 病院長(平成28年3月まで)
元 大阪大学大学院歯学研究科 特任教授 
現 大阪大学大学院歯学研究科 招聘教授 名誉教授
International College of Prosthodontists
(Past President 2013-2014)
日本補綴歯科学会(指導医、専門医) 名誉会員
日本口腔インプラント学会(指導医、専門医)
日本スポーツ歯学医学会 (理事、終身認定医)
医療法人 サラヤ健育会 理事長
8020運動や予防意識の向上によって、多くの歯を有する高齢者が増えてきていることは、多くの総入れ歯の方がおられた80年代と比べれば好ましい状況になりつつあると言えます。しかし、やはりまだ食べ物を美味しく食べるために必須である臼歯を失い部分入れ歯の助けを必要とされている方が多くいるのが現状です。その部分入れ歯は「取り外しが楽で、じゃまにならず、痛くなく、噛みやすい」ものでなければならないのですが、従来使われてきている針金で歯に引っ掛ける方法ではなかなかそうはできません。これに対して多くの利点があり、すでに健康保険にも取り入れられている磁性アタッチメントを活用することで「取り外しが楽で、じゃまにならず、痛くなく、噛みやすい」義歯を提供ことが可能です。今回は、磁性アタッチメントの特性を活かした義歯の設計とその取扱いのポイントについてお話ししたいと思います。