講演情報
[P-017]介護医療院におけるリハ・栄養・口腔の三位一体の取り組み
○原田 真澄1、尾崎 茜1、森田 浩光2、阪口 英夫3、大野 友久3、竹之下 美穂3、大久保 正彦4 (1. 医療法人永寿会シーサイド病院、2. 福岡歯科大学成長発達歯学講座障害者歯科学分野、3. 医療法人永寿会陵北病院歯科、4. 医療法人永寿会恩方病院)
【目的】
長期療養が必要な要介護者では,摂食嚥下障害,低栄養を多く認め,ADLの低下の要因となりえる。そのため,リハビリ,栄養,口腔ケアが宋に影響を及ぼしあう三位一体のアプローチが期待されている。今回,介護医療院の入所者において,食事形態,栄養状態,ADL,及び口腔機能を調査した。
【方法】
対象は,2025年12月に介護医療院に入所中で,3食経口摂取していた入所者98名(平均年齢87.2歳±12.2,男性25名)とした。医師,歯科医師,看護師,言語聴覚士,作業療法士,理学療法士,管理栄養士,ケアマネジャーを中心に多職種で定期的にミールラウンドを行い摂食嚥下における問題点と対応を検討するとともに,2025年12月における食事形態,血清Alb値,障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度),認知症高齢者の日常生活自立度,舌圧,口腔乾燥,口腔内細菌数を調査した。(医療法人永寿会シーサイド病院倫理委員会 承認番号 2025-002)
【結果と考察】
2025年12月における血清Alb値の平均値は2.9±0.6,寝たきり度は97名(99.0%)がランクB以上と寝たきり,認知症高齢者の日常生活自立度は96名(98.0%)がⅢ以上と,栄養状態が悪く,介護の必要な状態であった。また,舌圧の平均値は4.1±3.1kPa,口腔粘膜湿潤度の平均値は24.3±4.0,口腔内細菌数レベルの中央値は5(四分位範囲:4-6)と口腔機能が低下した状態であった。介護医療院は,医療ニーズのある要介護高齢者の生活を医療と介護の両面から支える施設であり,長期的なQOLの維持,向上が求められる。また,ミールラウンドの実施により経口摂取を維持できるとの報告もあり、栄養状態、ADL、口腔機能は関連している。本調査では,多くの入所者に低栄養やADL低下,舌圧低下や口腔乾燥などの口腔機能低下が認められた。リハビリ・栄養・口腔ケアが連携した多職種での三位一体の取り組みは,問題点の早期発見と迅速な対応に有効であり,入所者のQOL向上に重要であることが示唆された。(COI 開示:なし)
長期療養が必要な要介護者では,摂食嚥下障害,低栄養を多く認め,ADLの低下の要因となりえる。そのため,リハビリ,栄養,口腔ケアが宋に影響を及ぼしあう三位一体のアプローチが期待されている。今回,介護医療院の入所者において,食事形態,栄養状態,ADL,及び口腔機能を調査した。
【方法】
対象は,2025年12月に介護医療院に入所中で,3食経口摂取していた入所者98名(平均年齢87.2歳±12.2,男性25名)とした。医師,歯科医師,看護師,言語聴覚士,作業療法士,理学療法士,管理栄養士,ケアマネジャーを中心に多職種で定期的にミールラウンドを行い摂食嚥下における問題点と対応を検討するとともに,2025年12月における食事形態,血清Alb値,障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度),認知症高齢者の日常生活自立度,舌圧,口腔乾燥,口腔内細菌数を調査した。(医療法人永寿会シーサイド病院倫理委員会 承認番号 2025-002)
【結果と考察】
2025年12月における血清Alb値の平均値は2.9±0.6,寝たきり度は97名(99.0%)がランクB以上と寝たきり,認知症高齢者の日常生活自立度は96名(98.0%)がⅢ以上と,栄養状態が悪く,介護の必要な状態であった。また,舌圧の平均値は4.1±3.1kPa,口腔粘膜湿潤度の平均値は24.3±4.0,口腔内細菌数レベルの中央値は5(四分位範囲:4-6)と口腔機能が低下した状態であった。介護医療院は,医療ニーズのある要介護高齢者の生活を医療と介護の両面から支える施設であり,長期的なQOLの維持,向上が求められる。また,ミールラウンドの実施により経口摂取を維持できるとの報告もあり、栄養状態、ADL、口腔機能は関連している。本調査では,多くの入所者に低栄養やADL低下,舌圧低下や口腔乾燥などの口腔機能低下が認められた。リハビリ・栄養・口腔ケアが連携した多職種での三位一体の取り組みは,問題点の早期発見と迅速な対応に有効であり,入所者のQOL向上に重要であることが示唆された。(COI 開示:なし)
