講演情報
[P-047]当地区における在宅歯科相談窓口の活用報告
○会沢 咲子1、蛯谷 明希1、小川 沙知1、鯉沼 哉2、高田 靖2 (1. 豊島区歯科医師会 あぜりあ歯科診療所、2. 豊島区歯科医師会)
【目的】
豊島区口腔保健センターあぜりあ歯科診療所では地域包括システム構築のため,医療介護の情報をワンストップで対応する「豊島区歯科相談窓口」を豊島区の予算を受け,2014年6月から開設している。主に歯科衛生士が中心となり対応しているこの取り組みが11年を経たので活用実績を報告する。尚,データ集積に際しては匿名化されている情報を用い,公益社団法人東京都豊島区歯科医師会理事会の承認を得て行った。
【方法】
2014年6月から2025年12月までの「豊島区歯科相談窓口」の利用状況を集計,評価を行うとともに地域連携研修会・会議への年間参加回数を調査した。歯科相談窓口の集計については相談の依頼経路,依頼者,依頼内容,転機,連絡先,やりとりの回数を記録する集計用紙を使用し,月ごとにまとめた。
【結果と考察】
新規相談件数は年間250件から300件前後である。,コロナが流行していた頃は流行の波に合わせるように月の件数に増減があるものの利用数は安定している。「情報提供」を行った中では,当センターにて健診事業を受託するようになり,健診でカリエス等が発見された時にかかりつけ歯科を紹介するケースが増えている。また,ここ数年で訪問歯科を標榜する歯科が豊島区でも目立つようになり,新規の在宅の問い合わせ件数が減少傾向にある。しかし,重度の介護状態の患者や,家族を含め対応困難な事例に対する訪問依頼が目立つ。その背景として,定期的に開催される地域包括の多職種連携会議及び研修会に歯科医師と共に歯科衛生士も参加し,地域の訪問医・訪問看護・ケアマネージャー・介護サービス等の職種と顔の見える関係を築いてきた結果,当センターが信頼を得ているためと考えらえる。そのほかの傾向では外国人の小児や精神疾患の患者の歯科治療についての相談が行政や会員歯科から増えている。このような背景から歯科相談窓口は,医科・歯科・介護と区民をつなぐツールとして更に認知される必要がある。そのためには時代の流れとともに多様化するニーズに対応できるスキルやコミュニケーション能力が歯科衛生士に求められる。今後も多職種との情報交換や研修会への積極的な参加を継続していきたい。
(COI 開示:なし)(倫理審査対象外)
豊島区口腔保健センターあぜりあ歯科診療所では地域包括システム構築のため,医療介護の情報をワンストップで対応する「豊島区歯科相談窓口」を豊島区の予算を受け,2014年6月から開設している。主に歯科衛生士が中心となり対応しているこの取り組みが11年を経たので活用実績を報告する。尚,データ集積に際しては匿名化されている情報を用い,公益社団法人東京都豊島区歯科医師会理事会の承認を得て行った。
【方法】
2014年6月から2025年12月までの「豊島区歯科相談窓口」の利用状況を集計,評価を行うとともに地域連携研修会・会議への年間参加回数を調査した。歯科相談窓口の集計については相談の依頼経路,依頼者,依頼内容,転機,連絡先,やりとりの回数を記録する集計用紙を使用し,月ごとにまとめた。
【結果と考察】
新規相談件数は年間250件から300件前後である。,コロナが流行していた頃は流行の波に合わせるように月の件数に増減があるものの利用数は安定している。「情報提供」を行った中では,当センターにて健診事業を受託するようになり,健診でカリエス等が発見された時にかかりつけ歯科を紹介するケースが増えている。また,ここ数年で訪問歯科を標榜する歯科が豊島区でも目立つようになり,新規の在宅の問い合わせ件数が減少傾向にある。しかし,重度の介護状態の患者や,家族を含め対応困難な事例に対する訪問依頼が目立つ。その背景として,定期的に開催される地域包括の多職種連携会議及び研修会に歯科医師と共に歯科衛生士も参加し,地域の訪問医・訪問看護・ケアマネージャー・介護サービス等の職種と顔の見える関係を築いてきた結果,当センターが信頼を得ているためと考えらえる。そのほかの傾向では外国人の小児や精神疾患の患者の歯科治療についての相談が行政や会員歯科から増えている。このような背景から歯科相談窓口は,医科・歯科・介護と区民をつなぐツールとして更に認知される必要がある。そのためには時代の流れとともに多様化するニーズに対応できるスキルやコミュニケーション能力が歯科衛生士に求められる。今後も多職種との情報交換や研修会への積極的な参加を継続していきたい。
(COI 開示:なし)(倫理審査対象外)
