講演情報
[PSY-4]地域在住高齢者におけるのどフレイルとオーラルフレイル
○菊谷 武1 (1. 日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック)

【略歴】
菊谷 武
日本歯科大学 教授
口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長
1988年 日本歯科大学歯学部卒業
2001年10月より 附属病院 口腔介護・リハビリテーションセンター センター長
2005年4月より 助教授
2010年4月 教授
2012年1月 東京医科大学兼任教授
2012年10月 口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長
菊谷 武
日本歯科大学 教授
口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長
1988年 日本歯科大学歯学部卒業
2001年10月より 附属病院 口腔介護・リハビリテーションセンター センター長
2005年4月より 助教授
2010年4月 教授
2012年1月 東京医科大学兼任教授
2012年10月 口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長
「くち」が捕らえた食べ物をのどは生きるために体の内に届ける。「のど」で放たれた声を口は意味を持たせて社会に放つ。「くち」と「のど」は、共に協調しあって私たちの生命維持やコミュニケーションにおいて役割を担う。オーラルフレイルは、口の機能の健常な状態と『口の機能低下』との間にある状態であるといわれている。オーラルフレイルであると,将来のフレイル,要介護認定,死亡のリスクが高いことがわかっている。一方で、早期にオーラルフレイルの兆候を評価して適切な対策を行うことにより,機能低下を緩やかにし,さらには改善する可能性があるとされてる。そこで、Oral frailty 5-item Checklist(OF-5)を提唱し、検査機器がなくても国民自身や歯科職種以外の多職種やセルフチェックも可能とした。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が提唱する「のどフレイル」は、放置すると嚥下機能低下症を経て、嚥下障害や誤嚥性肺炎に至る可能性の高いのどのフレイル状態を示すことを目的に提案された。のどフレイルの存在の評価には、OF-5同様に5つのチェック項目をもつNF-5(1.声がかすれて出しにくい。2.痰が切れずイガイガする。3.食事に30分以上時間がかかる。4.食べ物や薬がのどに引っかかる。5.お茶や汁物でむせる。)を提唱し、のどフレイルを国民レベルでセルフチェックができるようにしたものである。本発表では、この2つのチェックリストを地域高齢者に適応することで、オーラルフレイルとのどフレイルの関連を検討し「くち」と「のど」の協調を提示したい。
