ご挨拶

 
 日本保育学会第75回大会は、開催ブロック;関東ブロック、会場;聖徳大学・聖徳大学短期大学部、開催期日;2022(令和4)年5月14日(土)・15日(日)の2日間ということで実施されます。会場校として一言ご挨拶を申し上げます。
 さて、前回の第74回大会は、新型コロナ感染状況によってオンライン開催となりました。本学会として初めての取組ということになり、理事会及び大会校はご苦労を重ねられましたが、参加者数も多く、研究に繋がる成果は大きなものであったと思います。そして、諸々の検討の結果、本大会もオンライン開催ということが決定されました。今回は、前回の会場校が苦慮の末構築されたシステム等を引き継ぐことができます。オンラインのよさを生かしつつ、会場にお越しいただくことができないデメリットを少しでも克服できるようにしたいと考えております。
 第75回大会のテーマは、「アーリー・スタート~非認知能力研究の知見を保育に生かす~」です。基調講演者は、遠藤利彦教授(東京大学大学院)です。乳幼児期における非認知能力に関する研究成果を取り上げ、その知見がどのように保育実践に影響を与えてきているのか、問題点は何かを踏まえ、これからの保育実践の課題についてご提言をいただきます。人生の最初の時期という固有性、スタート地点にある乳幼児期の重要性を再認識するとともに、幼児教育・保育の役割とは何かを問いなおす機会にしたいと願っております。
 オンラインのよさを生かして、多くの実行委員会企画を準備中です。国際シンポジウム(テーマ;スウェーデンとイギリスのドキュメンテーション。両国から各1名の講演者と指定討論者で実施)、アート・パークの活動(聖徳大学・聖徳大学短期大学部の教員と学生、地域の子どもたちや保護者が参加するエキサイティングな活動を紹介)、医療的ケア児・医療保育の取組の紹介(講演、シンポジウム)。また、対面が困難な状況で、学生主体で創作した乳幼児向け動画の数々を楽しんでいただくコーナー(電話とオンラインのやりとりだけで創作した作品も含まれています)。
 さらに、会場校のある松戸市による子育て支援の特色ある取組み(松戸市子ども部・子ども政策課に参画していただき紹介します)も準備に入りました。
 オンラインでは少ない会員交流を図ることができるワークショップについても検討中です。
 至らぬ点は多々あるとは存じますが、実行委員会一同、関係機関と連携しながら精一杯準備に取り組んでまいります。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

 

一般社団法人日本保育学会第75回大会
実行委員長  阿部真美子