セッション詳細
公募企画10 霧が舞う博多の風 ― ネブライザー療法における国際的ステートメントと日本における“現場での”ギャップ
2026年5月16日(土) 11:25 〜 12:25
第17会場(MM/会議室2-2)
座長:沖島 正幸(JA愛知厚生連 江南厚生病院 臨床工学室 課長)、吉野 秀樹(埼玉医科大学総合医療センター)
ネブライザー療法は、薬剤を気道へ直接送達でき、副作用が少なく即効性に優れた吸入治療である。国際的コンセンサスでは、人工呼吸器管理下における安全使用として呼気フィルター装着や適切な装着位置が推奨されている。一方、日本国内では添付文書や過去の指針により運用が施設判断に委ねられ、国際的推奨との乖離が生じている。特に振動メッシュ式ネブライザーでは、薬剤特性や装着部位に起因する安全性への懸念も報告されており、統一的運用が困難である。本発表では、国際推奨と国内運用の差異を整理し、臨床工学技士の視点から安全性・標準化・教育体制の課題を明らかにし、現場に即した吸入療法の方向性を提案する。
[KB10]霧が舞う博多の風 ― ネブライザー療法における国際的ステートメントと日本における“現場での”ギャップ
*礒本 泰輔1、*中村 充輝2、*芝 真佐樹3、*加藤 孝昭4 (1. 兵庫医科大学病院、2. 大阪赤十字病院 臨床工学科 主任、3. 昭和医科大学病院、4. 名古屋大学医学部附属病院)
