[交流集会12]糖尿病患者ががんと診断されたときの看護師の関わりを考える ―あなたの患者さんががんと診断されたときのために
山本 裕子1, 光木 幸子2, 南村 二美代3, 田中 登美4, 横田 香世5, 藤田 かおり6, 門田 典子7, 肥後 直子8, 金山 直美9(1.畿央大学, 2.同志社女子大学, 3.大阪府立大学, 4.奈良県立医科大学, 5.大阪青山大学, 6.洛和会音羽病院, 7.JCHO京都鞍馬口医療センター, 8.京都府立医科大学医学部附属病院, 9.大阪赤十字病院)
【企画趣旨】
糖尿病患者は多くのがんにおいて有意に高い発症リスクがあると報告されており、がんを発症し治療を受ける糖尿病患者は少なくありません。そこで、私たちは糖尿病看護とがん看護の実践者・研究者が共に糖尿病とがんを併せ持つ患者への看護について検討しています。昨年度は本学会と日本がん看護学会の学術集会で交流集会を行ったところ、多くの方々に参加していただき、皆さまの関心の高さを実感しました。
がんは飛躍的な治療の発展がみられるものの、なお、悪性の病気として生命に関わるものと社会的にも認知されており、がんと診断された患者は強い衝撃を受け、悲嘆のプロセスをたどるといわれています。そのため、それまで関わってきた糖尿病患者ががんと診断されたとき、「がんについて、どのように受け止めているのだろうか」「患者さんを支える声かけができただろうか」など、対応に悩んだ経験はありませんか。
がんと診断されたときの心理的援助について、その道のプロであるがん看護専門看護師による講義と参加者間のディスカッションにより、がんと診断された糖尿病患者とどのように向き合えばよいか検討したいと考えています。糖尿病看護・がん看護の連携の第一歩としてディスカッションの場には、複数名のがん看護専門看護師にも参加してもらい、がん看護の実践者の視点から意見交換して頂くことにしています。明日からの現場で役立つ知識や対応方法を習得する機会にしたいと考えています。
多くの皆さまのご参加をお待ちしています
糖尿病患者は多くのがんにおいて有意に高い発症リスクがあると報告されており、がんを発症し治療を受ける糖尿病患者は少なくありません。そこで、私たちは糖尿病看護とがん看護の実践者・研究者が共に糖尿病とがんを併せ持つ患者への看護について検討しています。昨年度は本学会と日本がん看護学会の学術集会で交流集会を行ったところ、多くの方々に参加していただき、皆さまの関心の高さを実感しました。
がんは飛躍的な治療の発展がみられるものの、なお、悪性の病気として生命に関わるものと社会的にも認知されており、がんと診断された患者は強い衝撃を受け、悲嘆のプロセスをたどるといわれています。そのため、それまで関わってきた糖尿病患者ががんと診断されたとき、「がんについて、どのように受け止めているのだろうか」「患者さんを支える声かけができただろうか」など、対応に悩んだ経験はありませんか。
がんと診断されたときの心理的援助について、その道のプロであるがん看護専門看護師による講義と参加者間のディスカッションにより、がんと診断された糖尿病患者とどのように向き合えばよいか検討したいと考えています。糖尿病看護・がん看護の連携の第一歩としてディスカッションの場には、複数名のがん看護専門看護師にも参加してもらい、がん看護の実践者の視点から意見交換して頂くことにしています。明日からの現場で役立つ知識や対応方法を習得する機会にしたいと考えています。
多くの皆さまのご参加をお待ちしています