大会会長挨拶
日本法科学技術学会第32回学術集会の開催にあたって
大会会長 櫻田 宏一
(東京科学大学)
令和8年2月の警察庁による令和7年の犯罪情勢によりますと、刑法犯認知件数は戦後最少となった令和3年から4年連続で前年を上回り、新型コロナウイルス感染拡大前である令和元年を上回った報告しております。このような情勢の中で、会員の皆様におかれましては、法科学の社会的使命を果たすべく日々尽力されておりますことに、まずは心から敬意を表したいと存じます。
さて、令和8年11月11日(水)と12日(木)の2日間、日本法科学技術学会第32回学術集会を開催いたします。年1回の本学術集会では、法生物、法薬毒物、法化学、法工学、法文書、法心理および現場鑑識といった多様な分野の専門家が一堂に会し、研究発表と交流を通して学際的な知見に触れ、先端技術の実務への積極的応用を進める良い機会になればと存じます。
本学術集会では、特別講演として、東京大学大学院医学研究科法医学教室の槇野陽介教授に「画像が変える法医学」としたご演題で、東京大学定量生命科学研究所ゲノム再生研究分野の小林武彦教授には「拡張する遺伝情報 ― DNAからわかる新たな真実」としたご演題で、それぞれご登壇いただく予定でございます。いずれも本学会の会員の皆様には大変意義のあるご講演ではないかと考えております。また、一般口演におきましても、多くの先生方からのご演題登録を心よりお待ち申し上げております。
会員の皆様におかれましては、どうぞ健康管理にご留意され、当日会場でお会いできますことを楽しみにいたしております。
