講演情報

[LS07-1]靴下を脱がさない医療は、目隠しで歩くのと同義である

渡会 昌広 (医療法人社団ソフィア 厚生クリニック)
2000年4月1日   財団法人 聖路加国際病院リハビリテーション科就職
2008年3月31日 財団法人 聖路加国際病院リハビリテーション科退職(進学の為)
2008年4月~2012年3月 菅整形外科医院 非常勤職員
2010年1月~2012年1月 健生病院 非常勤職員
2012年4月1日〜  医療法人徳洲会 茅ヶ崎徳洲会総合病院就職 初期研修医
2012年10月1日〜2014年3月31日 医療法人徳洲会 湘南藤沢徳洲会病院(移転のため、名称変更)
2014年4月1日 東京女子医科大学病院循環器内科 入局
2016年4月1日 仙台循環器病センター 入職
2017年4月1日 医療法人財団 荻窪病院 入職
2019年4月1日 社会医療法人社団 森山医会 森山記念病院 入職
2023年1月1日 医療法人社団ソフィア 厚生クリニック 院長
日常生活において足に荷重している時間は、歩行では1日のうち約60分、安静立位では5~6時間程度と報告されています。荷重面(足底)は全体表面積の2%程度であるにもかかわらず、その極小面で全体重を支える必要があるため趾先まで活用した効率的な支持が不可欠です。爪は足部のレバーアームに大きく関与しており、爪のトラブルは荷重効率の低下や転倒のリスク増加に大きく関係します。当院の訪問診療患者(n=59)を対象とした調査では、35.6%に爪白癬を認め、同時に巻き爪等の爪の変形を多数認めました。在宅医療において、爪は身体の一端でありながら決して軽視できない部分であり、足から見えてくる生活評価の重要性を感じ診療しています。

利益相反:なし