講演情報

[LS08-1]認知症でも最期まで気持ちよい排便を
~BPSD対策と介護負担軽減を目指した食物繊維の活用~

榊原 千秋 (株式会社プラスぽぽぽ)
2012年 金沢大学大学院医学系研究科保健学専攻博士後期課程修了
2015年 うんこ文化センターおまかせうんチッチ 開設
2016年 訪問看護ステーションややのいえ 開設
2022年 居宅介護支援事業所ややのいえ 開設
     訪問介護ステーションややのいえ 開設
2023年 ホームホスピスもう一つの家ややさん 開設

2015年よりPOOマスター養成研修会を全国で開催。2021年には一般社団法人日本うんこ文化学会を設立。地域包括的コンチネンスケアの実践をベースに研究と人材育成を行っている。
認知機能低下は誰もが直面し得る身近な課題です。本講演では、認知症ケアにおけるBPSD(行動・心理症状)への対応と介護負担軽減をテーマに、食事と排便を整える視点から実践的支援を紹介します。特に、食物繊維の活用による排便状態の改善を起点として、腸管バリア機能、慢性炎症、腸脳相関の観点から、認知症症状の安定およびQOL向上の可能性を具体的に解説します。「食べること」と「出すこと」を整えることは、単なる栄養摂取にとどまらず、内面から認知症症状の安定を図る一助となります。さらに、多職種連携による食事・排泄支援の実践、尊厳あるケア体制の構築に向けて、最期まで気持ちよく過ごせる支援のあり方を検討します。

利益相反:なし