講演情報
[O2-2]在宅療養中の終末期がん患者の急変時において、看護師によるオンライン超音波評価が迅速な意思決定に繋がった一例
杉田 かおり, 秋本 悦志 (秋本クリニック訪問看護ステーション)
【はじめに】在宅医療では、患者の急変に最初に対応するのは訪問看護師であることが多い。一方で、医師が即時に往診できない状況下では、看護師のアセスメントに基づく判断が重要となる。近年、携行型超音波装置とオンライン共有技術の進歩により、看護師による画像評価の可能性が広がっている。
【症例】70歳代男性。後腹膜脂肪肉腫再発に対する治療後、在宅療養中であった。2025年12月,腹痛と発熱を認め、当院訪問看護師が緊急訪問した。主治医は外来診療中で即時往診が困難であったため、看護師が携行型超音波装置を用いて腹部評価を実施し、画像をオンラインで医師と共有した。その結果左水腎症を認め、閉塞性腎盂腎炎を疑い、医師の指示のもと速やかに救急搬送を判断した。搬送後、基幹病院で同診断が確定した。
【考察】本症例では,看護師が超音波を用いて客観的情報を取得し、医師とリアルタイムで共有することで、迅速かつ的確な判断につながった。患者宅はクリニックから20~30分と距離があり、オンライン評価は時間的ロスを最小限に抑える点でも有用であった。また、看護師が主体的に評価を行うことで、患者・家族に安心感を提供できたと考えられる。
【結論】看護師によるオンライン超音波評価は、在宅療養患者の急変時対応において有効なアセスメント手段であり、看護師の役割拡張とチーム医療の質向上に寄与する可能性が示唆された。
【症例】70歳代男性。後腹膜脂肪肉腫再発に対する治療後、在宅療養中であった。2025年12月,腹痛と発熱を認め、当院訪問看護師が緊急訪問した。主治医は外来診療中で即時往診が困難であったため、看護師が携行型超音波装置を用いて腹部評価を実施し、画像をオンラインで医師と共有した。その結果左水腎症を認め、閉塞性腎盂腎炎を疑い、医師の指示のもと速やかに救急搬送を判断した。搬送後、基幹病院で同診断が確定した。
【考察】本症例では,看護師が超音波を用いて客観的情報を取得し、医師とリアルタイムで共有することで、迅速かつ的確な判断につながった。患者宅はクリニックから20~30分と距離があり、オンライン評価は時間的ロスを最小限に抑える点でも有用であった。また、看護師が主体的に評価を行うことで、患者・家族に安心感を提供できたと考えられる。
【結論】看護師によるオンライン超音波評価は、在宅療養患者の急変時対応において有効なアセスメント手段であり、看護師の役割拡張とチーム医療の質向上に寄与する可能性が示唆された。
